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水槽に入れるくらげポッドを制作してみた
Publish Date : 11/30/2024
Update Date : 2024/12/25
Author : iruka2kurage
水槽に入れるくらげを制作
皆さんこんにちは.いるかとくらげです.
今回は、水槽で水草とメダカ、エビを育てる際に見栄えが良くなるように構造物を制作することにしました.何を制作するか考えた際にわたしの好きなくらげを作ろうと考えました.今回の使用技術は以下のとおりです.
使用技術
- ・Bambu Studio
- ・モデリングソフト
モデリングソフトを用いてクラゲを制作しました.クラゲのモデリングは、足を動かせるようにひんじの隙間をどの程度にするのかデモモデルを作成して調査を行いました.隙間間隔は、0.02mmから2mmまでの間隔のひんじを試しに作成してみました.実際にBambu Lab X1 Carbonで印刷してみたものを以下のとおりです.素材はPLAです.
結果として0.5mm以上隙間を開けることでサポート材なしでヒンジを制作することができることがわかりました.ヒンジの隙間については形状によって差が生まれるため作りたい形状によって毎回テストしていく必要があると思います.また、機材によっても異なってきます.
ひんじ形状は3Dプリンターで制作すると金属などの留め具を使用せず印刷するだけで作れてしまうことに3Dプリンターを使い始めた当初は感動しました.
今回の形状は中の柱がすべてつながった形状をしているので隙間間隔を大きめに開けなければならなくなってしまっています.他の制作者さんがケースなどを制作されているものでヒンジがあるものを見てみると短いもので0.2mm程度の物もあり3Dプリンターの奥深さも感じますね.
実際にくらげを作ってみた
実際にモデリングを行い印刷を行ってみました.機材がBambu lab P1Sに変更して印刷しましたが、基本的に変わらないためひんじの隙間などは特段調整しませんでした.実際に印刷してみたものは以下のとおりです.
グレーの色で印刷したので見た目があまり良くないですね...
ただ、最低限の形にはなっていると思います.大きさとしては100×100×80程度になっています.足のバランスがあまりよくないですね.改良の余地がありそうです.
今後について
今後は、より足を長くしてぷらんぷらん吊り下げることもできるような形状にしたいと思います.また、色は、白色か水色、ピンクあたりが良いのかもしれませんね.
この記事を書いた人
iruka2kurage(いるかとくらげ)
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